2023/02/03 11:17
兄弟やお友達、親しい方の出産はとても幸せで喜ばしい出来事です。
出産祝いには「おめでとう」の気持ち、お祝いの気持ちが伝わる様なものを贈りたいですよね。
しかし、初めての出産祝いでは何を選んだらいいのか、また金額はどれくらいが相場なのか悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。
出産祝いの金額は友人・親・兄弟・会社、お付き合いの深さなどで相場が変わります。
贈る相手によって高価すぎると気をつかわせたり、安すぎるのも失礼にあたることもありますので注意が必要です。
今回は、出産祝い金額の相場を関係性別で紹介しますので、ギフトやご祝儀の金額の参考にしてみて下さい。
目次
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・1.出産祝いの金額相場【家族・兄弟】
・2.出産祝いの金額相場【親族・いとこ・姪・甥】
・3.出産祝いの金額相場【友人・職場】
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1.出産祝いの金額相場【家族・兄弟】
●家族
30,000円〜100,000円
身内に出産祝いを送る場合は、相場が高めの傾向があります。
特に、お孫さんのお誕生は特別に嬉しいことですので、自然と高額になる事が多いようです。
ただ、気を付けたいのが、出産内祝いについてです。出産内祝いは、お祝いを頂いた相手に3分の1程度の金額でお返しをするのが一般的です。
頂いた金額が大きくなると、お返しの負担も大きくなるので、「お返しは必要ないよ」と一言添える気遣いをしましよう。
しかし、相場はあくまで目安なので、それぞれの家庭環境に合わせた無理のない範囲で贈るようにしましょう。
また、もしお金を包んで渡す場合は「4や9万円」といった「死」や「苦」を連想させる金額は避けるのもマナーの一つです。
●兄弟
5,000円〜50,000円
身近で過ごしていた兄弟ですので、気を遣うことなく相手に何がほしいかリクエストしてもらうのもいいかもしれません。
また、兄弟が複数いる場合には、親や兄弟で連絡を取り合い、相談の上、同程度の金額にするなどの配慮が必要です。
金額に幅があるのは贈る側の立場や年代によっても変わってくるからです。
学生であったり社会人1年目の時などは無理する必要はありません。
一言添えたりしてお渡しするなど、お祝いする気持ちが伝わることが大切です。
2.出産祝いの金額相場【親族・いとこ・姪・甥】
●親族
10,000円〜30,000円程度
親族の場合はお付き合いの深さや状況によって渡す金額が異なります。
また、親戚の間でしきたりなどがある場合もありますので、連絡をとれる親戚がいる場合はどの位が適切かをリサーチしてから渡すのをお勧めします。
●いとこ
10,000円~20,000円程度
こちらもお付き合いの深さや新密度で金額は違ってきます。
ほとんどあったことが無い場合などは贈らなくても問題ありません。
親密度にあった金額で、相手にも気を遣わせないのが1番です。
ただし、以前に出産祝いを頂いた事がある場合は同金額にするのが良いでしょう。
●姪・甥
5,000円〜10,000円程度
姪や甥の場合は、そのご両親との間柄も関係してきます。
ご両親にもお話をし、お贈りしたい旨を伝えておくと安心です。
3出産祝いの金額相場【友人・職場】
●友人
5,000円〜10,000円程度
仲の良さに比例して金額が増えていきますが、あまり高額すぎるのはお返しが負担になってしまうので、親しいからこそ分かる程よい金額を吟味しましょう。
ママ友など気軽な関係の場合は2,000程度からでも十分気持ちが伝わるので、気を遣わない範囲の金額が喜ばれます。
●職場
5,000円〜10,000円程度
上司や先輩など目上の方に渡す出産祝いは、5,000円〜10,000円程度が相場です。
普段どれくらいお世話になっているか、贈る相手との関係性がポイントになります。
目上の人に現金を渡すのは失礼にあたる場合もあるので、相手の事を思いやったプレゼントを考えましょう。
また、会社の規則や慣習がある場合は事前に確認が必要です。
部下や後輩に贈る出産祝いの相場は、3,000円〜5,000円程度です。
関係性にもよりますが、部下が複数いる場合などは「一律3,000円」等、出産祝いの金額を決めておくのも分かりやすくて良いでしょう。
同僚に出産祝いを贈る際は、連名で贈る事もいいでしょう。
その場合の相場は一人につき500円〜1000円程度です。
連名であればまとまった金額で渡せますし、内祝いを一人一人に返す必要がなく贈られた側の負担も減らすことができます。