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2023/02/14 10:33


身内や知人など、身近な方の出産はとても嬉しい事です。
お祝いをしたい気持ちがはやります。しかし、出産祝いの贈り方やタイミング、マナーなどが気になります。
ここでは、出産祝いを贈る時期や訪問方法、遅れた時の対処法、マナーなどをご紹介します。

目次
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出産祝いを渡す時期はいつ?

出産祝いを贈るタイミングが遅れたときの対処法
●お宮参りまでに遅れなかった場合
●産後数カ月が経ってしまった場合
●産後から1年近く経ってしまった場合

出産祝いを渡す際のマナーとは?
●品物を渡す場合
●現金を渡す場合
●病院に伺う場合
●ご自宅に伺う場合
●状況に応じて配送を上手く使いましょう

出産祝いのタブーとは?

出産祝いのおすすめアイテム
●出産祝いに洋服を贈りたい場合
●出産祝いに日常的に使う消耗品を贈りたい場合
●特別感のあるギフト
●ご本人のリクエストを
●出産祝いにNGのギフト

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出産祝いを渡す時期はいつ?

出産祝いを贈るタイミングは、一般的には生後7日後から1ヶ月頃とされています。
これは、生後7日後に赤ちゃんの名前をつけ、命名書を飾ってお祝いする「お七夜(おしちや)」や、1カ月後に赤ちゃんの健康を祈願する「お宮参り」があるからです。出産祝いを渡す時期は、お七夜・お宮参りが目安になっています。
しかし、出産後1週間近く入院しているケースも多く、母子がまだ退院していなければ控えてください。
出産祝いを貰った方は、お宮参りの頃に内祝い(出産祝いのお返し)の準備をする事が多いので、それまでに贈るといいですね。
上記のような理由から、出産祝いを贈るベストタイミングは出産後2〜3週間といえます。
この間に贈る場合も、母子が退院しているか、健康であるかを確認して贈るようにしましょう。

出産祝いを贈るタイミングが遅れたときの対処法

一般的に出産祝いを贈る時期は生後1ヶ月以内が目安ですので、多くの方はこの期間に出産祝いを贈ります。出産祝いを貰った方は、生後1ヶ月のお宮参り時期に内祝い(出産祝いのお返し)の準備をします。しかし一般的なタイミングを逃してしまったからといって、出産祝いを贈ってはいけないという事ではありません。以下を参考にお祝いを贈りましょう。

●お宮参りまでに遅れなかった場合
お宮参りよりも遅れてしまった時は、お祝いの言葉とともに遅くなったお詫びの言葉を添えて贈るようにします。その際に、内祝いの品は不要である旨を伝えておくこともおすすめです。内祝いが不要だと伝えれば、相手の手間をかけなくてすみます。

●産後数カ月が経ってしまった場合
何らかの事情で出産祝いを渡せず数カ月過ぎてから贈る場合は、お祝いの言葉とともに遅くなったお詫びの言葉を添えて贈るようにします。
出産から半年以内であれば、のしの表書きは「御出産御祝」「御出産祝い」などと書いてください。半年が過ぎている場合は、「御祝」と書くのが一般的となります。また、出産祝いのプレゼントなどは、時期を考慮したアイテムなどを選ぶと親切です。

●産後から1年近く経ってしまった場合
産後1年近く遅れた場合は、ご出産祝いではなく1歳の誕生日プレゼントとして送りましょう。のしの表書きにも「御誕生日御祝」などと書くとよいでしょう。
誕生日に合わせてプレゼントを贈り、出産祝いができなかったことについてお詫びのメッセージも添えましょう。
昨今、コロナの影響もあり中々会えない場合も多いです。その様な際は、お誕生祝いとしてお祝いしてあげる事もいいかも知れません。

出産祝いを渡す際のマナーとは?

●品物を渡す場合
品物を渡すときは、持参した袋や風呂敷から出して手渡します。袋や風呂敷は相手に渡さず、自分で持ち帰りましょう。

●現金を渡す場合
お祝い金はふくさに包んで持参するのがマナーです。現金をご祝儀袋に包んでいるからといって、バッグの中にそのまま入れるのは控えましょう。ふくさからご祝儀袋を出し、相手が文字を読める向きで渡します。
お祝い金はふくさに包んで持参するのがマナーです。渡す際は、ふくさからご祝儀袋を出し、相手に文字が読める向きで渡すようにしましょう。また、現金を贈る際は、新札を選びましょう。新札には「新しい門出の祝い」「事前にあなたのために準備した」という心遣いの意味があります。贈る相手へのお祝いの気持ちを表すことができます。

●ご自宅に伺う場合
自宅を訪問する場合は、母子の体調を優先しましょう。新生児を抱えたママにとって、来客は大きな負担となる場合もあります。自宅に伺う場合は必ず事前に連絡し、かつ当日も連絡をし体調を確認します。もし先方の体調が万全でない場合は、訪問を控えるのも大切なマナーです。大人数での訪問など迷惑をかけないように配慮し、長居はしないように心がけましょう。
また、生まれたての赤ちゃんは、衛生管理や健康状態も大切です。家に上がったらすぐに洗面所を借りて手洗いを申し出ましょう。必ず健康なときに伺います。幼児を連れて行くのも避けたほうが無難となります。

●病院に伺う場合
昨今の病院はコロナ禍という状況を考慮し、面会禁止の場合がほとんどとなります。そのため、「病院への訪問はしない」事が一般的です。本人から連絡が来る以外は、避けた方がいいでしょう。

●状況に応じて配送を上手く使いましょう
対面で出産祝いを渡すことはコロナ禍の影響もあり、昨今では難しくなっています。そのため、様々なリスクを考慮し配送でお祝いを贈るのも選択肢の一つです。
配送の場合は、贈るタイミングに気をつけましょう。必ず、退院している事を確認し、退院後落ち着いた頃に到着するように手配をしましょう。産後は色々な負担が大きいです。お祝いを先に配送し、先方が落ち着いた頃にお会いするのもいいかも知れません。

出産祝いのタブーとは?

出産前や出産後の入院している期間中にお祝いを贈ることはタブーとされています。この時期には出産祝いを贈らないよう注意しましょう。
なぜなら、全ての出産が安産とは限りません。様々な状況があり、悲しい思いをする場合もあります。その様な場合に出産祝いを贈ってしまい、相手を深く傷つけてしまうこともあります。
出産祝いを贈る際は、出産の退院後に、母子ともに健康であることを確認し、お祝いを贈る事を心がけましょう。

出産祝いのおすすめアイテム

●出産祝いに洋服を贈りたい場合
洋服をプレゼントしたい場合は、大きめのサイズを選ぶといいでしょう。
新生児のサイズは、50〜70cmが一般的ですが、赤ちゃんがどんどん成長するため長く着られません。
そのため洋服を贈る場合には、80cm程度のものを選ぶのがおすすめです。
最初は、赤ちゃんはなかなか外出できないこともあるので、小さいサイズをプレゼントするよりも、出かける機会が増える頃合いのサイズが実用的です。ただし、季節感にも注意して選んでください。ママの趣味なども考慮してデザインを選びましょう。

●出産祝いに日常的に使う消耗品を贈りたい場合
出産祝いは、日常的に使える実用性のあるものが喜ばれる傾向があります。産後間もない時期に、多く必要とするおむつなどの消耗品や、洗い替えの必要なスタイやタオルなども重宝されます。可愛くデコレーションされたおむつケーキやスタイやタオルがセットとなったギフトも人気があります。ただ、消耗品も使える時期があるので、その点を考慮しプレゼントしましょう。

●特別感のあるギフト
日常的な消耗品も便利でいいですが、特別なアイテムを贈りたい方は、名入れギフトもおすすめです。特別に用意されたアイテムとなり、思い出の品にもなります。
名入れの際は、赤ちゃんの名前をきちんと確認しましょう。せっかくの特別なアイテムが誤字などでは、相手に悲しい思いをさせてしまうかも知れません。名前の読み方もですが、漢字、スペルなどにも注意しましょう。

●ご本人のリクエストを
身近な関係であれば、ご本人に相談するのもおすすめです。
おむつケーキなどの便利な日常品などは他の方と被り、おむつだらけという事もあります。
事前に相談することで喜ばれる出産祝いを贈る事ができます。
聞くタイミングを逃してしまった場合は、カタログギフトなど相手が欲しい品物を選べるものを贈るのもおすすめです。

●出産祝いにNGのギフト
出産祝いの縁起の悪いアイテムとしては、「手切れ」を連想させるハンカチや「縁を切る」ハサミ、「苦」や「死」を連想させる櫛などがあります。リクエスト以外でのベビーベッドやベビーカーなど置き場所に困ってしまう大きなプレゼントも控えましょう。また、お祝いの気持ちですが高額な品物も相手にかえって気を使わせてしまいます。お相手との関係を考慮して、嬉しい出産祝い選びをして下さい。